前田祥子(ひつじのてしごと)
空間と心をふわっと包み込んでくれるうつわ
1300年の伝統を誇る日本六古窯のひとつ「信楽焼」の産地である、滋賀県甲賀市信楽町。
滋賀県最南部に位置する、陶芸の里信楽にて、日々作陶されていらっしゃる前田祥子さん。
生まれは大阪で、小さい頃から、絵を描いたり、何かを作ったりすることがとても好きで、芸術系の高校に進学。
シルクスクリーンだったり、染め物だったり、木工やステンドグラスだったり。他にも色々とたくさんのジャンルでの学びの中で、ずば抜けて魅力を感じたもの。
それが「陶芸」だったとおっしゃいます。
高校卒業後は、奈良芸術短期大学 美術科 陶芸コースで学び、卒業後の就職で、現在でも活動拠点とされている信楽に移住されます。
2005年に独立。自宅工房にて作陶を開始。
屋号の「ひつじのてしごと」は、自身が未年生まれであること、また、名前の「祥」の文字にもひつじが入っていること。そこに手仕事を加えて、「ひつじのてしごと」と名付けられたとおっしゃいます。
その可愛らしいイメージのネーミングの屋号にぴったりとはまる前田さんの作品たち。
柔らかで穏やかなシャビーシックなグレーとブラウンのカラーリング。全体的に丸みのあるフォルムの数々。
「つい色々と描きたくなっちゃう。」とおっしゃる柄模様のひとつひとつにも、手仕事ならではのナチュラルな心地良さが随所に感じられ、思わず手に取って、そっと包み込みたくなるような、優しい雰囲気が漂います。
「手にする人の毎日の食卓が楽しいものになりますように。」との想いで制作されている前田さん。
ついつい盛ってしまう絵付けも、手に取る人に愉しんでもらいたいとの想いから。
そんな想いをのせたうつわたちは、辿り着いた食卓と手にした私たちの心までも、柔らかで優しい雰囲気で、そっと温かく包み込んでくれます。
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