瓶のジャムのすくいやすさと塗りやすさにこだわった、ジャムスプーン
ジャムをすくうとき、スプーンだとすくいやすいのですが、塗るときに塗りにくい。
でも、ナイフだとすくいにくい。
そんなあいだの形をとった、icura 筒井則行さんのジャムスプーン。
柄が長いデザインは、瓶の底までしっかり届きます。とっても持ちやすく、手に馴染み、滑りにくいのは、木の特性からでしょう。
すくうスプーン部分は、緩やかなカーブのデザインで、瓶の底や、瓶の口の内側の裏に沿い、すくいこぼれがありません。すくい出したジャムを、パンやお菓子にのせ、次は、スプーン部分の裏で、しっかり塗り広げることができます。
1つ1つ手で彫って製作された作品は、スプーン部分の表の彫りを細かくすることで、すくい上げたものを落としにくく、また、裏面をつるつるにしあげることで、塗り広げやすくなっており、随所に筒井さんの使い手への心配りが感じられます。
ジャムの他に、ご飯のお供にも。

カトラリー色々。
使い込むうちに、油が馴染み、風合いに変化が出てきます。
それらも一緒に楽しんでいただれたらと思います。