石井桃子
おおらかで伸びのある花唐草紋を纏った可憐なうつわ
愛媛県松山市ご出身の石井桃子さん。
2008年 工藤省治氏と出会い、陶芸について学ばれます。
佐賀県立有田窯業大学校 絵付科に入学。卒業後、砥部焼梅山窯にて勤務。
2014年からは、さらに技術を身につけるべく、京都府立陶工高等技術専門校に入学。
卒業後は、愛媛県松山市にて独立し、2021年12月からは同じく陶芸家でいらっしゃるご主人の市野耕さんと共に、兵庫県丹波篠山市に工房を移されます。
石井さんの作品の魅力は、そのうつわを彩る濃淡をつけながらおおらかで伸びやかでありながらも細やかに描かれた花唐草紋。
時折登場する軽やかな動きをも感じられる柔らかな表情の動物たち。
石井さんに陶芸のルーツをお伺いしたところ、陶芸への道を進み始めたばかりの頃に出会った工藤省治氏の影響が大きいと教えてくださいました。
工藤省治氏は、現在の砥部焼の代名詞的デザインとなっている白磁染付の「唐草文様」を考案した現代の名工。
動物のモチーフなども、工藤氏が好きだったというイランのペルシャ陶器や中国のうつわに触れることで石井さん自身も好きになり、今でも参考にする事が多いとおっしゃいます。
そんな師の影響を強く受けながら、石井さんらしく上品で可憐な花唐草紋や動物のモチーフを土物で表現。
淡いブルーグレーの色味の上で、ガラス質の美しい細かな貫入やほんのり白桃色の斑点の表情といった土物ならではの表情と重なり合います。高台まで描かれた絵付けなどにも細やかさが感じられ、そこには石井さんならではの世界が広がっています。
古典柄をルーツとしたどこ懐かしさもあるレトロモダン。
ふわっとした柔らかさと凛とした佇まいを感じられる、洋にも和にも馴染む石井さんのうつわの世界を是非お愉しみいただけたらと思います。
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