長��絢(nuyak)
自然の恵みを人と動物が共有する暮らしの中で生まれるうつわ
現在、奈良県東吉野村にて作陶されている長��絢さん。
京都精華大学を卒業後、京都府立陶工高等技術専門校で2年間学ばれ、兵庫県豊岡市の出石焼の窯元で経験を積まれます。
その他にも、古美術品の修復や、CADオペレーターとして土木系の設計、取材から撮影まで全てひとりで行うフリーペーパーの編集を行っていた時期もあったそうで、それらに共通することは、作り上げること。
「今までの経験が、少なからず今の制作活動を支えてくれているんだと思います。」とおっしゃいます。
2019年からは、奥大和に工房を構え、鞄を仕立てるご主人の長��大地さんと、陶を扱う長��絢さんの共同制作名で、「縫う」と「焼く」、nuyak (ヌヤク)として活動されています。
「奥大和と呼ばれる奈良の山奥にある村で暮らしながら、自然の豊かな恵みや生きものとの出会いを日々噛みしめています。」とおっしゃる長��さん。
作業をしていても聴こえる鳴き声。
庭には残る存在の痕跡。
春には山椒が実り、秋には落ちたての栗を動物たちを競い合って、拾い合うことも。
そんな身近な動物や植物との共有は、長��さんの作品づくりにも自然と強く影響されていきます。
長��さんの作品の中では、それらはただ可愛いモチーフとしてだけではなく、いきいきとした生命の力強さを感じる、まさに生きものとして登場します。
壁画や古代文明や遺跡など古い造形が好きということもあり、それらを描くこと、形作ることで、表現されています。
「暮らしから生まれるうつわ、そんなうつわがそれぞれの誰かの暮らしに寄り添うことができたらうれしい。」とおっしゃる長��さん。
山や川に囲まれた場所で、自然の恵みを人と動物は共有して暮らしているということ、それらを目の当たりにしながら、楽しむ日々の暮らしの中で生まれた作品たち。
そんな自然の温かさ、力強さ、豊かさに満ちた長��さんの作品を、是非みなさんの食卓までお届けできたらと思います。



follow