優しい草花を装う、お姫様のように可憐なカップ&ソーサー
可憐で優しい草花の彩りの絵付け。
流れるような軽やかなフォルム。
柔らかなデザインの取っ手。

加藤さんがこちらのカップ&ソーサーのデザインを考える際に掲げたテーマは、「お姫様のような可憐なうつわ」
絵付けは、主張しすぎず、物足りなく感じないバランスに。
ディティールのひとつひとつからは、気品や優雅さを感じます。
カップを優しく包み込むようにデザインされたソーサーに、ドレープの効いたカップをのせると、とても華やかな印象に。
重ね合わせることで、両方のデザインの魅力が引き立つ、可愛さと上品さが共存するカップ&ソーサーです。

加藤さんの「イッチン草花シリーズ」は、温かな印象のアイボリーの素地に描かれた、可憐で優しい色とりどりの草花が可愛いシリーズ。
黄色いポンポンのような可憐な花をつけるミモザ。
そんなミモザをイッチンで描き、下絵具で彩色されています。
加藤さんの描かれるミモザは、日差しを浴びてキラキラっと輝いているよう。
うつわの上で、明るく咲き誇ります。

カップの容量は、約150ml。
温かいコーヒーや紅茶を注いで。
華奢でありながら、デザイン性のある可愛い取っ手も、使い勝手の良さを損なわないよう考えられているため、指に馴染み、とても持ちやすくなっています。

ソーサーは、カップをのせずに、お茶請けをのせても。
直径約15cmと、カットケーキものせれます。

酸化で長時間ゆっくり焼くことで、一見陶器のような温かみのある表情が見える加藤さんの作品。
実は磁器でできており、磁器の素材ならではのきめ細かい焼き上がりは、口当たりもよく、お手入れもしやすいところも嬉しいポイントです。

ふと道に咲いた小さな草花が目にとまり、気持ちが温かくなったり、癒されたり、嬉しくなったり。
加藤さんのうつわを手に取ると、そんな思いを感じることができます。
慌ただしく過ぎていく日常の中のほっとひと息つける食卓に。
時に移ろう季節を感じながら。
加藤さんのうつわは、優しく寄り添い、癒しのひと時に、気持ちがちょっと明るくなるような、彩りを与えてくれることでしょう。