alltid オルティッド 暮らしの道具

長町香奈子 五寸皿/フリル紋
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長町香奈子
五寸皿/フリル紋

Sold










サイズ直径 約15cm/高さ 約2.5cm
素材陶器
目止め不要
電子レンジ×
オーブン×
直火×
食洗機×


作家ものの器特有の表情が多く見られます


【直接貫入】焼き上げ後の素地と釉薬の収縮率の違いにより、窯出し後すぐに発生する微細なヒビのような模様

【ピンホール】素焼き後の素地に残った有機物や空気が、釉薬をかけた焼成後に小さな凹み(穴)として現れること

【鉄粉】土にもともと含まれる鉄分が、窯の中で焼かれることで酸化し、それらが黒点となって器の表面に出てくること

【経年貫入】水分を含むことで、素地が膨張しできた貫入から、食べ物や飲み物の色が入り込み、後からヒビのような模様になって現れてくる現象

【釉薬のムラ】手作業でひとつひとつ塗られているため、釉薬が垂れた釉薬溜まりなどが見られたり、全体に均一でないこと

手作りの風合いをお楽しみください


縁や底にみられる所々の凹みや、器表面に入った微細なキズや汚れは、制作過程にできてしまう、自然な現象となります。

特性について


貫入の器の方はお使いいただくうちにより色が染まっていきますので、変化を楽しんでいただけたらと思います。マットの器の方はほとんど変化はありません。水に長時間付けっぱなしの状態にしておくと高台の素地部分がカビるおそれがあるので、使い終わりはすぐに洗ってしっかり乾かすことをおすすめします。



柔らなニュアンスの線が描く、白と水色の優しい世界


ラフでナチュラルな縦縞の線によって描かれた、フリル紋がぐるりと一周。

滲みと揺れのある愛らしい線。
長町香奈子 5寸皿 フリル紋
鉛筆やペンで描かれたようなこの柔らかな線は、筆で描いたものではなく、象嵌で表現されています。
長町香奈子 5寸皿 フリル紋
成形・乾燥後に撥水剤を塗り、かきべらで模様を線彫りし、削った箇所に呉須を染み込ませ、素焼きをします。素焼きをすると撥水剤は完全に飛ぶので、青い線の模様だけが残るといいます。

その上からマット白釉を重ねると、藍色の呉須の上から一枚白いベールがかかったようになり、窯の熱のあたり具合によって呉須の発色が変化します。
長町香奈子 5寸皿 フリル紋
彫った線のニュアンスが気に入って、この技法で表現をされているそう。

描いた線とはまた異なるラフなナチュラルさが、作品が醸し出す可愛さをより引き立てます。
長町香奈子 5寸皿 フリル紋
15cmのサイズは、ケーキ皿として、お菓子をのせて。
取り皿としても。

ぐるりと一周描かれたフリル紋が、盛り付けたものを可愛く演出してくれます。
長町香奈子 5寸皿 フリル紋
マグカップや、スープマグカップと合わせて。

高台は、やや高めに作られています。
長町香奈子 5寸皿 フリル紋
長町さんは、独立される前、京都にある楽焼きの窯元で茶道具を作るお仕事をされており、手に持ったときの重さや口に触れたときの感触など、「使う」ことへの心地よさを考えることは、抹茶碗をつくるときに窯元の先生からよく教わったこととおっしゃいます。
長町香奈子 5寸皿 フリル紋
また、絵付けの表現技法は、作品の絵柄によって変えられたりと、うつわが持つ「佇む雰囲気」を大切に、とことんこだわってものづくりされている長町さん。

茶道を通じ、道具やうつわを育てることを学ばれたことが、長町さんの陶芸のルーツであるということが伺えます。
長町香奈子 5寸皿 フリル紋
景色が映えるシンプルですっきりとした造形もまた、毎日使ううつわとして、私たちの暮らしに、温かく寄り添ってくれます。