岡野嵩平
広がる白の世界を愉しむうつわ
熊本県熊本市ご出身の岡野嵩平さん。
ものづくりが好きだったとおっしゃる岡野さんは、ドイツのブルーメン芸術大学で、現代美術を専攻。デザインや美術について学ばれます。
大学在学中の陶芸を経験し、その際に卒業後は日本で陶芸を学びたいと思ったそう。しかし、卒業後は、一旦色々な知識を学ぶべく、全く別の業種に就かれたとおっしゃいます。
その後、自分が好きなことをやろうと、学生の頃に挑戦してみたいと思っていた陶芸の道へ。
2019年から有田にある佐賀県窯業技術センターで陶芸を学び、その後同センターで助手を務め、2023年に独立されます。
主に熊本県天草の磁器土を用い、ろくろや型で成形した後、味わいを出すため灯油窯で仕上げられた岡野さんのうつわたち。
「シンプルで使いやすいことと、見ていていいなと心が動くものを作りたいと思って活動しています。」とおっしゃいます。
白が好きとおっしゃる岡野さん。
うつわも白でつくりたいと思い、白色にもいろんな色合いや質感があるので、色々と試され、今の釉薬が生まれます。
艶のある透明釉には少しクラシカルな造形を合わせて、長く愛され続けてきたような、そんなアンティークのうつわのような雰囲気に。
白を重ねてつくる白彩釉には、シンプルな造形を合わせ、釉薬で魅せるうつわとなって、月のような静謐な存在感を放ちます。
釉薬と造形の組み合わせによって様々な白の表情を見ることができます。
岡野さんが作り出す、広がる白の世界。
是非食卓で愉しんでいただけたらと思います。


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