白磁の柔らかな風合いと、控えめに光る美しい真鍮の組み合わせが魅力の土瓶
ややマットながら、少しパール感が感じられる藤村さんの白磁。
可愛らしい丸いフォルムの表面に入ったすっきりとしたしのぎが、可愛らしさの中に、凛とした雰囲気を放ちます。
控えめながら、深い輝きの真鍮取手との異素材の組み合わせのバランスがまた、絶妙に美しく、上品な佇まいを感じます。
驚くほど切れ味の良い注ぎ口。
蓋の持ち手のホイップクリームのような、思わず「可愛い」とこぼしてしまう、細部まで拘りが感じられるデザイン。
内部に施された美しい仕上げの茶こし。
ただただ、可愛いだけじゃない。
随所から、使い勝手まで考えられて、ひとつひとつ丁寧に作り込まれていることが伝わります。
お洒落でかつ、日本ならではの真面目なものづくりの姿勢を合わせた作品づくりを目指しているという藤村さんの魅力が、最大に感じられる作品です。
容量は約200ml。
藤村さんの代表作、カヌレ茶器の茶杯、カヌレカップSなら約2〜3杯注いでいただけます。
慌ただしく過ぎていく日常の中で、ひと息つける時間。
朝、目覚めてすぐ
家事の合間
一日の用を終えて寝るまでの時間
人それぞれ、また、日によって異なると思います。
そんな時、そっと食器棚から取り出して使ってほしい、藤村佳澄さんの茶器。
ゆっくりと過ごす自分時間に、または家族との団欒の時に。
そっと寄り添い、心を満たし、豊かにしてくれるうつわです。