表情豊かな折敷
漆の伝統的な素材としての在り方をリスペクトしつつも、漆の新たな可能性を日々模索しながら制作をされていらっしゃる、喜代田さん。
敷居の高いといった今までの漆のイメージとは異なり、現代の食卓にすっと馴染むデザインのうつわは、さりげなく身近に取り入れていただきやすいところが魅力。
木目を引き立てる拭き漆の技法で、ナチュラルさを感じられます。

折敷とは、食器などをのせる「盆」
15cm角のものと10.5cm×30cmの長方形のものをおつくりいただきました。
どちらも小ぶりのサイズですので、お皿のように使っていただきやすくなっています。
懐紙を敷いて練り切りと茶杯をのせたり。
和だけでなく、ケーキ皿として使っても。
余白を用いて、一輪挿しを一緒においても素敵。
副菜や前菜などを盛り付けても。
薄い折敷は、無垢材だと変形してくることから、重ねて貼り合わされた積層合板を使用されています。その上を、研いで塗ってを繰り返しながら、少し金属のような風合いを出すため錫を撒いたり、型を用いて市松模様をつけたり、濃淡をつけることで、この豊かな表情を出されています。
表情に違いが見られますので、お好みをお選びください。
漆といっても、中身は木。
保温性があり、熱を伝えづらいという特徴は、熱いお料理でも冷たいお料理でも、それぞれに適した温度で長く楽しめることができるうえ、軽くて、落としても割れず、小さなお子様から、ご年配の方まで、安心してお使いいただけます。

自然の抗菌作用もあるので、口に入れても安心なのも嬉しい。
漆の一番のお手入れは、日常的にお使いいただくこと。
お料理を盛ったり、洗ったりすることで、奥行きと透明感のある艶を感じることができるといいます。
■A
■B
■C
また、漆は熱湯や酸、アルカリに対しても耐性があり、油にも強いのが特徴。
是非、食卓にどんどん取り入れてみてくださいね。