うつわ作りの相棒から生まれた、花をまとう猫の大皿
ぴんと立ったふたつの耳と、ふっくらと丸みを帯びた顔のかたち。
猫の愛らしい姿を、やさかな白のうつわに映した、石黒さんの「猫」シリーズです。
石黒さんと暮らすのは、2匹の茶トラの保護猫。
制作の日々をそばで見守る、大切な「うつわ作りの相棒」なのだそうです。
自由気ままに過ごす姿や、ふと見せる愛らしい表情。
猫たちと重ねる穏やかな時間から、このうつわも生まれたのかもしれません。

さらりとしたマットな白のうつわに、艶のある釉薬で彩られた小さな花々。
淡いブルーを中心に、白ややわらかなピンクの花が寄り添いながら、猫の額を飾るように咲いています。
光をやさしく受け止める静かな白と、みずみずしく艶めく花々。
異なる質感が互いを引き立て合い、爽やかさのなかにも、可憐でやさしい表情を生み出しています。
ひとつひとつ形や大きさの異なる花は、ふっくらと浮かび上がる立体的なつくり。
花びらの細かな筋や、中心に添えられた黄色の彩りからも、石黒さんの丁寧な手仕事が伝わってきます。
左右に伸びる花々の並びは、まるで猫が小さな花かんむりをまとっているよう。
すました猫の輪郭に、ブルーの花々が爽やかな華やぎを添えています。

約22cmの大きさの大皿は、お肉やお魚料理など、一人分の主菜をゆったりと盛り付ける一枚として。
パスタやピラフ、カレー、サラダを添えたワンプレートなど、日々の食事の主役となるうつわにもお使いいただけます。
トーストや卵料理、季節のフルーツを盛り合わせれば、朝食のプレートとしても。
ケーキや焼き菓子をいくつか盛り付けて、家族や友人と楽しむデザートのうつわにするのも素敵です。
お料理を盛り付けたときにも、ふたつの耳と、その間に咲くブルーの花々が愛らしくのぞきます。
食べ進めるうちに猫の姿が少しずつ現れ、最後には花をまとった顔全体が見える。
使うたびに、そんな小さな楽しみを届けてくれる一枚です。
同じシリーズの豆皿や小皿と合わせれば、親子の猫たちが食卓へ集まったよう。
ブルーを中心とした花々が響き合い、いつもの食卓に、爽やかでやさしい景色を広げてくれます。
石黒さんのそばで制作の日々を見守る、2匹の猫たち。
その穏やかな気配を感じるうつわが、何気ない食卓へ、小さな笑顔を運んでくれますように。
石黒さんの作品は、ひとつひとつ繊細な手仕事によって生み出されていますが、実際に使ってみると、その丈夫さにも驚かされます。
電子レンジや家庭用食洗機を使用できるところも、忙しい毎日に嬉しいところ。
貫入の進みが気になる方は、電子レンジや食洗機のご使用をなるべくお避けください。
また、絵付けに金彩を施した作品は、電子レンジ、食洗機ともにご使用いただけませんので、ご注意ください。
定番として長くつくられているシリーズが多いのも、暮らしのなかで、その時々に少しずつ買い足していただけるようにとの想いから。
そこへ新たなシリーズを少しずつ加えながら、石黒さんは日々、作品をつくり続けていらっしゃいます。