東峯未央
わくわくする図案のうつわ
栃木県窯業技術センター修了後、笠間焼陶芸教室にて勤務。
その後、笠間にて作陶を開始し、現在は、茨城県石岡市で作陶されている東峯未央さん。
染付やイッチン、象嵌などの技法を用いながら、日々うつわを制作されています。
東峯さんのうつわの魅力は、なんといってもその表面に描かれた、さまざまな図柄。
ツバメやシロクマ、お花といった愛らしいモチーフ。組子細工をヒントに描いた模様。
さらに、自作のハンコを組み合わせて生まれる幾何学的なデザイン。
ひとつ新しいハンコを増やすたびに、新しい模様が生まれる。それがたまらなく面白いとおっしゃる東峯さん。
組み合わさって生まれる図案は、まるでテキスタイルのよう。
昔ながらの陶芸技法で描かれることで、どこか懐かしく、繊細でやさしい雰囲気をまといながら、北欧の空気を思わせるような軽やかさも感じられます。
図柄は、最初から決め込まず、制作の途中で偶然生まれることも多いのだそう。
考えていたものよりも、ふとした流れのなかで生まれた模様のほうが、しっくりくることもある。
日々真摯に制作に向き合いながら、楽しむ気持ちを忘れない東峯さんだからこそ、うつわの上でそんな素敵な偶然が起こるのかもしれません。
現在子育て真っ最中でもある東峯さん。
「こどもの目を盗んでチョコ頬張るより、コーヒーを甘〜いカフェオレにするより、絵付けを皿一枚するだけで、元気な母さんになれます。」
その言葉からも、陶芸へのまっすぐな愛情と、ものづくりを心から愉しまれていることが伝わってきます。
手にするたび、少し気持ちが弾む。
食器棚からのぞく姿に、思わず頬がゆるむ。
そんな、毎日に小さなわくわくを届けてくれるうつわです。




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