足元に白い野ばらを咲かせたボウル
葉が茂り、蕾をつけ、花を咲かせ、やがて真っ赤な実を結ぶ。
そんな野ばらの移ろいゆく姿を映した、石黒さんの「野ばら」シリーズ。
モチーフとなったのは、石黒さんが今のご自宅に住み始めたときに植えた野ばら。
ほんのりとピンクをまとった蕾が、花開くと白へ変化していく、その姿がお好きだったとおっしゃいます。

石黒さんのうつわづくりは、小さなお花をつくるところから始まります。
一輪一輪が可愛らしく見えるように。
それぞれの表情を見ながら、配置を考えたり、
形を整えたり、やさしく色を重ねたり。
小さなお花を丁寧にお世話し、育てるように仕上げられるのは、受け取った方と、その大切な方々へ笑顔を届けたいから。
「皆さまの食卓に、花を飾るようにお使いいただけたら嬉しい」
石黒さんの作品には、そんなあたたかな想いが込められています。

やわらかな白で仕上げられた、すっきりとした佇まいのボウル。
口元から足元へ向かって伸びる、ゆるやかなフォルム。
ふっくらと丸みを帯びたうつわの足元には、五弁の一重の白い野ばらが、ぐるりと寄り添うようにあしらわれています。
白い花びらの中心には、黄色のおしべとめしべを添えて。
静かな白のなかに小さな彩りが灯り、野ばらの可憐な表情を引き立てています。
ふっくらと浮かび上がる花びらや、一輪ずつ異なる花の向き。
光の当たり方によって花々の陰影がやさしく現れ、白一色のなかにも豊かな奥行きを感じていただけます。
野ばらの花が、うつわをそっと持ち上げながら支えているような、愛らしく立体的なつくり。
正面からはもちろん、横から眺めたときにも、小さな花々が足元からそっと顔をのぞかせます。
口径約14cmのボウルは、一人分のサラダやスープを盛り付けるうつわとして。
煮物や和え物などのおかずを盛り付けたり、シリアルやヨーグルトに季節のフルーツを添えたりするのにもおすすめです。
深さがあるため、汁気のあるお料理にも使いやすく、小丼としてご飯ものを盛り付けても。
アイスクリームやフルーツ、白玉などを組み合わせて、少し贅沢なデザートボウルとして楽しむのも素敵です。
やわらかな白は、お料理や果物の色を美しく引き立て、足元に咲く白い野ばらが、いつもの食卓へ静かな華やぎを添えてくれます。
家族や友人とのひとときに。
そして、自分自身のための時間に。
お気に入りのお料理やお菓子を盛り付けて、ほっと心休まるひとときをお楽しみください。
花束を贈り、そっと応援するように仕上げられた作品たち。
手にした方の暮らしと心をあたたかく包み込み、そばでいつまでも咲き続けてくれることと思います。
石黒さんの作品は、ひとつひとつ繊細な手仕事によって生み出されていますが、実際に使ってみると、その丈夫さにも驚かされます。
電子レンジや家庭用食洗機を使用できるところも、忙しい毎日に嬉しいところ。
貫入の進みが気になる方は、電子レンジや食洗機のご使用をなるべくお避けください。
食洗機を使用される場合は、庫内で食器同士がぶつかることで欠ける可能性があります。入れ方には十分ご注意ください。
また、絵付けに金彩を施した作品は、電子レンジ、食洗機ともにご使用いただけませんので、ご注意ください。
定番として長くつくられているシリーズが多いのも、暮らしのなかで、その時々に少しずつ買い足していただけるようにとの想いから。
そこへ新たなシリーズを少しずつ加えながら、石黒さんは日々、作品をつくり続けていらっしゃいます。